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フランクフルト学派
(d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20091023/1256254671 )

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フランクフルト学派
西欧マルクス主義知識人向けのマルクス主義といわれ、
1923年ドイツのフランクフルト大学内に設立された「社会研究所」が
起点となっています。

初代所長はマルクス主義者のカール・グリュンベルクで、
彼の死によって、
1930年にホルクハイマーが所長として指導的な立場につきます。


フランクフルト学派は、
ロシア革命後にヨーロッパ革命が敗北していき、
プロレタリアートが革命の主体となっていない現実をみて、

「古いマルクス・レーニン主義は
自覚しないままに権力奪取に成功してしまった。

革命意識に鋭く目覚めた一団の「前衛」たちが、
文化破壊の状況のロシアを突破して、革命に成功してしまった。


人間を疎外している文化を破壊しなければ
共産主義に到達できない



革命の主導者は阻害された労働者ではなく、
知識人でなければならない

批判理論を駆使し、諸学問を学際的に統合し、
資本主義社会の構造を批判の対象として構造化できるのは
知識人だ」

と考えるようになりました。ルカーチの理論


フランクフルト学派は、
あらゆる徳目価値批判されるべきとしています。

 ・ キリスト教(日本で言えば神道)
 ・ 教会
 ・ 家族制度
 ・ 父権
 ・ 権威
 ・ 性的節度
 ・ 伝統
 ・ 国家
 ・ 愛国心
 ・ 尊敬心
 ・ 心 


このフランクフルト学派は戦後、GHQによって日本を席巻します。

近年公開された米国の史料で、CIAの前身であるOSSは
フランクフルト学派の巣窟であったことがわかっています。

占領政策はコミンテルンの要領とは異なっており、
ルカーチの理論に基づいています


OSS の史料には
マルキストの日本人学者やアジア専門家が多く名を連ねています。

この人たちもGHQの占領政策にかかわり、
公職追放によって空席となった大学や教育機関、研究機関、行政に
潜入していきました。

一ツ橋大学名誉教授だった都留重人氏は有名でしょう。

彼は共産主義者ハーバート・ノーマンの同志です。

憲法作成に関わっています

東大法学部憲法学者の宮沢俊義氏もフランクフルト学派で、
その教えは弟子に受け継がれているでしょう。

民法学者の我妻栄氏もそうです。


ジェンダー・フリー」「ゆとり教育」は、
文部省に潜入したフランクフルト学派のエリート官僚の賜物です。

男女共同参画社会なんていうのも出来ましたね。

男らしさ女らしさを全否定したわけです。 


日教組の変態教育も「古い性道徳からの脱却」という
フランクフルト学派の影響を強く受けています。 


憲法愛国主義
というのを聞いたことがあるでしょうか。

国家観がなく憲法を最上に頂くものです。 

フランクフルト学派第二世代ハーバマスによるものです。

これに侵されている人の特徴は
強制という言葉に反応することです。 

国歌斉唱時の起立も自由意志 と叫びます。 

これはハーバマスのコミュニケーション論的理性という
 ・ 「強制なき合意」
 ・ 「支配なき融和」 
がもとになっています。 


フランクフルト学派
日本国家を破壊し、革命を導くというテロ的思想であり、
これが日本の中枢に入り込み教育やメディアを支配しています。

このイデオロギーの洗礼をまともに浴びたのが団塊の世代です。

現在が最高潮の時期となっており、
現政権(※これが書かれたのは民主党政権の時です)からも
それと匂う政策の話しが続々と出ていると思います。 


参考文献
続・日本人が知ってはならない歴史若狭和朋著
『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』中西輝政著
ワック出版『歴史通』WILL 10月号別冊
『野坂参三共産政権の誕生』田中英道
PHP『現代思想入門』仲正昌樹 清家竜介 藤本一勇 毛利嘉孝 北田暁大

フランクフルト学派

前篇
フランクフルト学派
(―― )

中編
若狭和朋著日本人が知ってはならないらい歴史より
フランクフルト学派の一派が戦後の日本を改造した
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01-1 )

後篇
パトリック・J・ブキャナン著病むアメリカ滅びゆく西洋より
手に負えない場合は
ファシスト、ナチ、ユダヤ人排斥者のレッテルを張ること

(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01-2 )


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