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◆ 〔イラク〕 2007年 * 04月~09月 [  ◆ 中東~アフリカ]

IS、イラク兵と政府職員20人が拉致か
インターネットで声明 ―イラク

2007.04.14
(http://www.afpbb.com/articles/-/2211371 )

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拉致されたとされる兵士と政府職員たちテロ対策機関のSearch for International Terrorist EntitiesSITE)」が提供

国際テロ組織アルカイダと関連するスンニ派グループが14日、イラク人兵士と政府職員20人を拉致し、48時間以内に要求が満たされなければ、人質を殺害するとの声明をインターネットを通じて発表した

「イラク・イスラム国家(Islamic State of Iraq)」と名乗る犯行グループは、同グループが拉致したとする茶色と青の制服を着用した人質が、目隠しと手錠をされている様子の静止画を公開。内務省の収容所に拘束されている同胞の解放を要求した。

同グループはヌーリ・マリキ首相に対し、48時間以内に要求が入れられなければ人質は神に裁かれるとしている。

犯行グループはまた、北部の都市タルアファルの同胞を追放し、殺害、さらに女性の同胞に対して性的暴行を加えた内務省職員全員の身柄の引き渡しも求めている。

性的暴行を受けたとされるSabria al-Jarabi さん(仮名)が、内務省職員に性的暴行を受けたと語る様子がアラブ諸国で放送され、同省は痛烈な批判を受けている。

スンニ派指導者らの大半がJarabiさんの訴えは信用できるとする一方で、マリキ首相は暴行事件について、バグダッドの治安強化策開始を受けてスンニ派の一部の政治家らがでっち上げたものだとしている。(c)AFP/SITE Institute



アルカイダ系組織
米兵3人を拘束したと声明を発表
― イラク

2007.05.14
(http://www.afpbb.com/articles/-/2224459)

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バグダッドから南へ20キロメートルの Yusifiya 付近で、捜索活動を合同で行うイラク軍と米軍の兵士たち

国際テロ組織アルカイダ系の武装組織が13日、12日にバクダッド南部で行った奇襲攻撃で複数の米兵を拘束したと、イスラム教系のウェブサイト上に声明を発表した。

「イラク・イスラム国家(Islamic State of Iraq)」と名乗るこの組織は、同組織のメンバーが 「バグダッド南部のマハムディヤで、パトロール中だった米兵らの部隊を攻撃し、複数を殺害または拘束した」と語っている。

攻撃は、マハムディヤから西に20キロメートルの地点で発生した。この地域では以前から武装勢力による誘拐が頻発していた。米兵7人、イラク人通訳1人の計8人の部隊が攻撃を受け5人が死亡した。遺体は損傷が激しく、身元確認も難しい状態だった。

米軍によると、米兵7人とイラク人通訳1人の計8人の部隊はマハムディヤ西部でパトロール中に攻撃をうけ、うち4人の兵士と通訳1人が殺害され、3人が行方不明になっており、同軍は大規模な捜索活動を開始している。

イラク・イスラム国家は、「今回の神聖なる作戦に関するすべての詳細は、準備でき次第明らかにする」としている。(c)AFP/MUSTAFA AHMED



ユーフラテス川の遺体
拉致された米兵と判明

2007.05.24
(www.afpbb.com/articles/-/2229336 )

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2007年5月21日バグダッドの西50キロにあるファルージャで容疑者を追跡し民家を捜索する米海兵隊兵士

米軍は24日、前日にムサイーブのユーフラテス川で発見された遺体は、12日前にバグダッド南部で拉致された米軍兵士3人の1人、ジョゼフ・アンザック上等兵だったことを明らかにした。

米軍報道官のJosslyn Aberle中佐は取材に対し、遺体の身元を確認し、家族に知らせたと答えた。現地では残りの2人、Byron Fouty 二等兵と Alex Jiminez 特技兵の捜索に数千人を動員して行っているという。

3人は5月12日、武装グループがマハムディヤに近いQarghuji村周辺の臨時監視所で任務についていた米軍の小部隊を襲撃、米兵4人と通訳1人を殺害した際に連れ去られ、行方不明となっていた。

後に「イラク・イスラム国家(Islamic State of Iraq)」と名乗るアルカイダ系組織が 、3人を拘束したと声明を発表し、兵士らに危害を加えると脅迫した。

23日、イラクの警察当局がバグダッドの南55キロ、マハムディヤの下流に位置するムサイーブでユーフラテス川に浮かんだ米兵の遺体を発見した。現地は武装勢力による誘拐が多発している地域で、「死のトライアングル」と呼ばれている。

ムサイーブのMuthanna Hasson警部によると、遺体は米軍の軍服を着ており、処刑スタイルで後頭部を数回撃たれていたという。

アンザック上等兵の死が確認されたことで、2003年3月の米軍によるイラク侵攻以来、亡くなった米兵士は 3436 人となった、と国防総省は発表した。(c)AFP



クルド人が15人以上殺害
アルカイダの犯行か ーイラク
2007.05.20
(www.afpbb.com/articles/-/2227125 )

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ディヤラ州での家宅捜索にあたる警察官4月25日撮影

イラク治安部隊の制服を着た武装集団が19日早朝、バグダッドから東へ約100キロのイラン国境に近いQara Lus村を襲撃し、クルド人15人以上を殺害した。ディヤラ州の国境警備にあたる Nadhim Sharif司令官がAFPに伝えた。犯行は、国際テロ組織アルカイダ (Al-Qaeda)によるものだとしている。

同村に近いMandaliのAdbul-Hussein Murad市長は、Sharif司令官の報告を確認、そのほか女性1人の犠牲者がでているとし、合計16人が死亡したと語る。

「武装集団は現地時間午前6時ごろ村に到着し、治安部隊による正式な任務を装い家々を訪問、住民たちに家から出るように命令した。さらに男性を女性と子どもから引き離し、男性15人を射殺した」と同司令官は述べた。

今回の攻撃は、アルカイダ系スンニ派武装グループイラク・イスラム国家Islamic of Iraq)」によるものだとされ、同グループはディヤラ州で影響力が強い。

Qara Lus村は、シーア派クルド人の小規模な居住区で、過去にもスンニ派の急進派に標的にされている。(c)AFP/STAFF. SGT. STACY L. PEARSALL



キリスト教の司祭ら4人
武装勢力により射殺される

2007.06.04
(www.afpbb.com/articles/-/2234468 )

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2005年4月3日バグダッド中心部にある
St, Joseph Chaldean教会で

前日の夜に亡くなったローマ法王故ヨハネ・パウロ2世に
祈りを捧げるイラク人キリスト教徒の女性


北部 Nur 地区のカトリック教会の外で3日、カルデア派の司祭ら4人が射殺された。北部モスルの警察署長、Mohammed al-Wagaa 氏がAFPに語った。

同署長は「殺害された4人は、3日の午後 7時30分にミサを終え、司祭の車に乗り教会を後にした。100メートルほど走ったところで、1 台の車両が進路に立ちふさがり、武装した4人の男たちが降りてきて4人を殺害した」と語った。

カトリック系通信社の Asianews によると、殺害されたのは Ragheed Ganni 司祭 (31)。

5月には、イラクでは少数派であるキリスト教の指導者らが同国政府に対し、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に影響を受けたイスラム教急進派組織による攻撃から、同教団を守って欲しいと訴えていた。

国内のキリスト教指導者らは共同声明を出し、バグダッドに残っているキリスト教徒たちは迫害を受けていると述べた。

また、その迫害のほとんどが「イラク・イスラム国家(Islamic State of Iraq)」によってもたらされているとしている。

同組織は、アルカイダの第一線部隊として行動するイスラム教反政府組織の1つである。(c)AFP/Mujahed Mohammed



イラク・イスラム国家
拉致した米兵3人全員の殺害を表明

2007.06.05
(www.afpbb.com/articles/-/2234803 )

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2007年5月29日イラクのタジで反政府勢力と思われる人物に銃を向ける米兵5月30日米軍提供

「イラク・イスラム国家(Islamic State of Iraq)」と名乗るアルカイダ系組織が4日、5月に拉致した米兵3人全員を殺害したとするビデオ声明を公表した。

拉致された3人の兵士については米軍およびイラク軍が大規模な捜索を展開してきたが、公表された10分間のビデオの中で同組織は
「かれら(イラク・イスラム国家)はアラーの敵にとって辛い結果となる兵士3人の殺害について発表した。3 人は生きた捕虜から死体となった」
と述べた。

このビデオは、米国・ワシントン D.C. に拠点を置き、過激派組織を研究するSITEインスティチュートよりAFP が入手したもので、Byron Fouty 二等兵と Alex Jiminez 特技兵の身分証明書も映されていた。

ジョゼフ・アンザック上等兵を含めた米兵3人は、5月12日にバグダッド南部で拘束された。同月下旬、米軍はアンザック上等兵の遺体をユーフラテス川で発見したが、残りの2人の兵士については捜索継続中と述べていた。

同ビデオでは、2人の兵士の遺体の引き渡しはないとし、「彼らの行き着くところは地面の下だ。これがアラーの御心だ」と述べられている。

またビデオには、兵士が携帯していた、拳銃、クレジットカード、米ドルやイラク・ディナールなども撮影されていた。(c)AFP



アルカイダか
イラクの親米部族長殺害で犯行声明

2007.09.15
(www.afpbb.com/articles/-/2282968 )

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2007年9月14日イラクアンバルでアブドルサッタール・アブリシャ氏のひつぎを運ぶスンニ派の人々

国際テロ組織アルカイダ掃討の中心的部族長アブドルサッタール・アブリシャ氏が13日にアンバル州で殺害されたことに関し、イラクのアルカイダ系武装組織を名乗るグループが14日、インターネット上に犯行声明を出した。

声明では、アブリシャ氏を「ブッシュ率いる十字軍の犬」と呼び、「イラク・イスラム国家Islamic Stat)』に属するあなた方の兄弟が、背教者アブドルサッタール・アブリシャを暗殺した」と述べられていた。(c)AFP



ラマダンに入ったイラク
攻撃相次ぎ少なくとも22人死亡

2007.09.17
(www.afpbb.com/articles/-/2284480 )

10-① 2007-09-17
2007年9月16日、イラクの首都バグダッドのマンスール地区で自動車爆弾が爆発した現場を歩く兵士

国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力がイスラム教の断食月「ラマダン」期間中の新たな攻撃を予告していたイラクで16日、複数の爆発や銃撃戦が発生し、少なくとも22人が死亡した。

ラマダンの開始以来、武力衝突などの暴力行為により同国内で死亡した人は49人に上っている。

首都バグダッドでは、13日のラマダン開始以来、比較的落ち着いた状態が続いていたが、治安当局などの発表によると16日、スンニ派住民が多く暮らすマンスール地区の商店街で自動車爆弾が爆発し、2人が死亡、7人が負傷した。

その後、現場に駆けつけた治安部隊に対し武装勢力が発砲、銃撃戦で民間人7人が死亡、12人が負傷したという。

一方、北部のトゥズでは、混雑した喫茶店で自爆テロが発生、大勢ががれきの下敷きになるなどして、現場は大混乱に陥った。

現地の病院関係者によると、この爆発で8人が死亡、19人が負傷した。犠牲者は全員男性だという。

また、警察当局によると、バグダッドから南に約100キロのヒッラでは、交通巡査の男性1人と16歳の息子が武装グループに拉致され、後に2人とも遺体で発見される事件が発生している。

バグダッドから北に60キロのバクバでは、6歳の少年が狙撃されて死亡した。

イラク当局の発表に基づき AFP が集計したところによると、16日に発生した一連の事件によって、ラマダンの開始以降イラク全土で殺害された人の数は少なくとも49人に達した。

アルカイダ系の武装勢力「イラクのイスラム国家(Islamic State of Iraq)」はラマダン期間中に新たな攻撃を行うと予告していた。(c)AFP


10-② 2007-09-17
2007年9月16日、前日発生した自動車爆弾の爆発現場となったイラクの首都バグダッドのパン屋で、売り物にならなくなったパンを捨てる少年


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