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◆ 灘、筑駒、麻布など有名校がなぜ? [  ◆ 左翼]

慰安婦記述学び舎教科書採択の灘中
政治的圧力あった
校長のエッセーネットで波紋

2017.08.10
(www.sankei.com/life/news/170810/lif1708100001-n1.html )

灘中の和田孫博校長が同人誌に寄せたエッセーと、同中が採択した「学び舎」の表紙と慰安婦の記述のあるページ
灘中の和田孫博校長が同人誌に寄せたエッセーと
同中が採択した学び舎の表紙と慰安婦の記述のあるページ



中学歴史教科書
唯一慰安婦の記述のある学び舎」(東京の教科書
採択した私立灘中学神戸市
和田孫博校長が昨秋、同人誌に寄せたエッセーが
今年7月末からインターネットなどを通じて拡散され、波紋を広げている。

エッセーは同社教科書を選んだ同校に政治的圧力があったと主張。

一方、小学校道徳の教科書採択の時期を狙ってエッセーが拡散された可能性も指摘されており、和田校長は「とまどっている」と話した。


同じ文面200通以上


和田校長のエッセーは「謂れのない圧力の中で-ある教科書の選定について-」とのタイトル。

学生時代の友人と手掛ける同人誌に寄せ、昨年9月9日付でインターネット上に公開した。


学び舎の教科書を採択した同校に対し、自民党の県議や衆院議員から問い合わせの電話があり、さらに組織的とみられる同じ文面の抗議はがきが200通以上届いたことを明かし、「政治的圧力だと感じざるを得ない」などと論じている。


今年7月31日未明に放送された毎日放送(大阪市)のドキュメンタリー番組で、匿名で紹介されたのがきっかけとなり、ネット上で拡散したとみられる。

今月9日付の毎日新聞朝刊でも和田校長のエッセーが紹介され、灘中を含め「学び舎」の教科書を採択した全国の国立、私立中11校に抗議のはがきが大量に送られたことを報じた。



静観してほしい



「(エッセーは)昔からの友達に知ってもらいたかった。大きな話題になり、とまどっている。静観してほしい」。

和田校長は今月8日、産経新聞の取材に、自らのエッセーが波紋を広げていることに困惑した様子で話した。


自民党衆院議員からの問い合わせの電話については、「当時は抗議のはがきなどと関連づけてしまった。政治的圧力だと感じたことは一切ない」としている。


産経新聞は昨年3月19日付で「学び舎」の教科書をめぐり「慰安婦記述30校超採択」「灘中など理由非公表」との見出しで、同年4月使用開始の「学び舎」の教科書が、灘中などの難関校を含め少なくとも全国30以上の国立、私立中で採択されたことを報じた。※下段参考―2】)

灘中は当時、採択理由について「検定を通っている教科書であり、理由を公表する必要はないと考えている」と回答している。


和田校長のエッセーでは、産経新聞の報道が外部勢力からの批判の口火になったとの趣旨が記されている。

ただ、記事が教科書無償措置法に基づく採択理由公表の努力義務の観点から、同校が採択理由を公表しなかった対応を問題視したことには言及していない。



採択の時期狙う?



昨年9月にネット上で公開された和田校長のエッセーが、なぜ今になって拡散されているのか。

教科書採択に詳しい八木秀次麗澤大教授は、「(拡散は)採択時期に合わせた動きだろう」と指摘する。

教科書採択は毎年7月中旬から8月末に行われ、特に今年は初めての小学校道徳の採択が各自治体などで行われている。

「来年は中学道徳など、再来年は小学校全教科などと続いており、採択をめぐる運動をあおる狙いがあるのではないか」。

八木教授はそう分析した。



育鵬社教科書にも激しい不採択運動



中学歴史教科書の採択をめぐっては、自虐的な歴史観の教科書を批判して平成14年(2002年)に扶桑社が新規参入して以来、激しい不採択運動が各地で展開されてきた。

扶桑社教科書を育鵬社が継承した後も、同社や歴史教育の改善などに取り組んできた新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆する自由社に対して行われ、原則4年に1回の中学教科書採択の度に見られる。


全国最大の採択区、横浜市で同市教委が育鵬社版を初めて採択した23年(2010年)夏には、当時の市教育委員長が採択後の会見で「多くの辞任要求を出され、誹謗(ひぼう)中傷を受けた」と吐露。

市教委への抗議などのメールとファクスが大量に届き、事務局が「とても数え切れない」と悲鳴を上げていた。


今夏小学校道徳の採択運動が拡大

育鵬社は道徳に参入していないが、「(同社が)来年の中学校道徳への参入を目指している」などとあおって採択の傍聴を呼びかけたり、特定の道徳教科書を批判したりといった活動が確認されている。


福岡市教育委員長時代に採択を経験した八尾坂修・開智国際大教授は「社会科では脅しのような行為がしばしばあるが、採択は風評に流されず厳正、中立に行われるべきだ」と話している。



本紙報道 採択理由非公表を問題視



灘中の和田孫博校長がエッセーの中で触れた昨年3月19日付産経新聞記事では中学歴史教科書で唯一、慰安婦記述のある学び舎の教科書難関校が相次いで採択している実態を報じた。

さらに、教科書無償措置法で採択理由を公表する努力義務が自治体教委だけでなく、国立中や私立中の校長にもあると明記されているにもかかわらず、取材した学校の大半採択理由を公表しなかったことも問題視した。


一部の学校は「物語風に書かれ、内容も詳しい」と説明したが、灘中は採択理由を答えなかった。


和田校長は今回のエッセーの中で、「本校教頭は電話取材に対し『検定を通っている教科書であり、貴社に採択理由をお答えする筋合いはない』と返事をしたが『理由非公表』と記事にされた」と批判したが、記事では同じ趣旨の言い分を掲載している。



用語解説】 教科書無償措置法

義務教育で使用する教科書を無償配布するための手続きなどに関する法律。

国が学校設置者に無償給付すると規定しているほか、教科書を選ぶ採択について区域の設定、権限、期間などを定めている。

15条では、採択した教科書やその採択理由などを公表する努力義務を、市町村教委や都道府県教委、国立や私立の小中学校長に課している。




参考ー1
これは一体どこの国の教科書なのか…
新参入
学び舎歴史教科書
検定前 “凄まじき中身”  “素性

2015.05.07
(www.sankei.com/life/news/150507/lif1505070003-n1.html )


中学校教科書検定の結果が公開され
慰安婦問題について記載された教科書大西正純撮影



来春(平成28年度/2016年度)から中学校で使われる教科書の検定結果が4月6日に公表された。

今回の検定では安倍政権の教科書改革が奏功し、自国の過去をことさら悪く描く自虐史観の傾向がやや改善された。

だが、そんな流れに逆行するかのような教科書が新たに登場した。

学び舎の歴史教科書である。

現行教科書には一切記述がない慰安婦問題を取り上げ、
アジアでの旧日本軍の加害行為を強調する-。

その中身を検証する。



大勢の兵士の相手をさせられた



「突然、日本兵が現れて、いっしょにいた3人とともに、軍の駐屯地に連行されました。かやぶきの小屋に別々に入れられ、日本兵たちの暴行を受けました。少しでも抵抗すると、なぐられたり蹴られたり、たばこの火を押しつけられたりしました。その後も、島内各地の駐屯地で、大勢の兵士の相手をさせられました」


これは日本軍が占領した中国の海南島で暮らす19歳の女性の話だという。

まるで慰安婦の強制連行があったかのような印象を受けるが、学び舎の教科書では当初、現代史を扱う章で「問い直される戦後」と題し、本文で、こう記述した。


だが検定は「話題の選択が具体の事項に偏っている」と指摘したほか、暴行の表現についても健全な情操の育成について必要な配慮を欠いていると断じた。

「情操育成」の検定基準が適用されたのは、中学社会科では初めてという。


そして「海南島には、4カ所以上の軍の『慰安所』がつくられ、多くの女性が入れられていました」と続けたため、「激しい暴行が4カ所以上の慰安所でも行われたかのように誤解する恐れがある」と指摘された。

検定では、わずか14行の本文すべてを対象に、計3カ所もの欠陥指摘される結果となった。


さらに元韓国人慰安婦の金学順氏の証言を紹介した。

金氏については、平成3年8月に朝日新聞が元慰安婦の初証言とし、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』」のうちの一人として取り上げたが、金氏が同年12月に起こした賠償訴訟の訴状には養父に連れられて中国へ渡ったと記載。

金氏は別のインタビューなどでは母に40円でキーセン朝鮮半島の芸妓に売られたとも語っている。


にもかかわらず、教科書では、日本政府が国会質問で慰安婦は民間業者が連れ歩いたものだと答えたことに対し、「これを知った金学順(当時67歳)は、『生き証人がここにいる』と名乗り出て、軍の『慰安婦』にされていたことを明らかにしました」と書いた

関連資料として、「連れていかれる」と題した元韓国人慰安婦が描いたとされる絵と、慰安所が設置された場所を示す地図を合わせて掲載し、ここでも強制連行を強くにじませた。


さらに慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話日本政府見解として、一部要約してこう掲載した。

「調査の結果、長期に、広い地域に、慰安所が設けられ、数多くの慰安婦が存在したことが認められる。軍の関与の下で、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた。政府は、苦痛を受け、心身に癒やすことのできない傷を負ったすべての方々に対し、心からお詫(わ)びと反省の気持ちを申し上げる」


だが、検定は金学順氏の証言に対し、「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような資料は発見されていない」との日本政府の見解に基づく記述がないと指摘した。



合格受け慰安婦記述を大幅修正



学び舎の教科書は、検定でこうした欠陥を指摘され、昨年12月に不合格とされた。

その後、今年2月に再申請した教科書で大幅に修正を図って合格した。


本文では慰安婦に関する記述を全て削除し、中国残留日本人孤児の話などに変更。

金学順氏については「問い直される人権の侵害」とのコラムの中で「韓国の金学順の証言をきっかけとして、日本政府は、戦時下の女性への暴力と人権侵害についての調査を行った。そして、1993年(平成5年)にお詫びと反省の気持ちをしめす政府見解を発表した」と記述し、「慰安婦」の言葉は使わなかった。


結局、そのまま残した河野談話と、注釈として「強制連行を直接示すような資料は発見されていない」との政府見解を記述する際に「慰安婦」「慰安所」の言葉が使われることになった。

学び舎は修正理由を「戦後の曽祖父母や祖父母の時代を正面から考える入り口となる教材をと考えて素材を選び直した」と説明する。


慰安婦問題はいうまでもなく、朝日新聞の報道が火を付けた

昭和57年(1982年)に「若い朝鮮人女性を『狩り出した』」などとする自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治氏の講演記事を掲載し、その後、この「吉田証言」を少なくとも16回掲載するなどのキャンペーン報道を展開したことから、慰安婦の強制連行説は国内外に広がった。


先の金学順氏の証言なども含めた朝日報道を受け、韓国メディアも集中的に報道し、慰安婦問題は政治・外交問題に発展。

日本政府は平成5年(1993年)、強制連行説には立たないものの、「慰安婦の募集、移送などは、総じて本人たちの意思に反して行われた」などの表現で強制性を認めた河野談話を出さざるを得なくなった。


これを契機に、7年度(1995年度)検定の中学歴史教科書では、7社全てが一斉に「慰安婦」「従軍慰安婦」「慰安施設」などの表現で慰安婦問題を記述した。

その後、義務教育段階で慰安婦を教えることへの是非などが議論となって記述する教科書は徐々に減少。

16年度(2004年度)検定では「慰安婦」という言葉は全社から消え、22年度(2010年度)検定では「慰安施設」もなくなり、慰安婦を扱う教科書はなくなっていた。

だが学び舎の参入で11年ぶりに中学校の教科書に「慰安婦」が登場することになる。



朝鮮人の被害だけ
話題の選択が偏っている




不合格となった教科書では、「長崎の原爆被害と朝鮮人の被害を学ぶ」と題して戦争遺跡や資料館の見学を促す項目で、1ページを割いて2つの施設を紹介しているが、いずれも朝鮮人の被害だけが書かれており、検定で「話題の選択が偏っている」と指摘された。


一つは「三菱兵器住吉トンネル工場跡」で、原爆投下時、「5号・6号トンネル内外では、強制連行された約800人の朝鮮人がトンネル掘りの作業をさせられていました」と説明。

17歳のときに長崎に連行されたとされる韓国人男性が、このトンネル掘りのきつい労働をさせられたことや原爆で手足にやけどを負ったことなどを書いた。


もう一つは「岡まさはる記念長崎平和資料館」。

長崎の朝鮮人被爆者の調査に取り組んだ岡正治氏の調査資料を集めた施設で、「朝鮮半島や中国からの強制連行、韓国・朝鮮人被爆者の問題、南京事件などの資料を展示しています」と紹介した。

この項目は、再申請した教科書ではすべて削除された。



教員有志ら
中学生が読みたくなる教科書を




学び舎の教科書は、どんな人たちが書いたのか。

「学び舎」の所在地は東京都立川市のマンションの一室にある。

「学び舎」によると、平成21年、東京を中心とした社会科教員有志の授業研究サークルで「今の教科書は使いづらい。現場の教員で子供たちのための歴史教科書をつくろう」という声が出たのがきっかけだった。


有志らは共産党と友好関係にあるとされる歴史教育者協議会」(歴教協の元中学教員、安井俊夫氏(80)に相談を持ちかけ、翌年、子どもと学ぶ歴史教科書の会」(学ぶ会を設立。

安井氏が代表となった。

執筆者は全国の20代から70代までの現役と元職の社会科の中学教員。


コンセプトは「中学生が読みたくなる教科書」。

これまでの歴史教科書は、出来事などの重要語句を太字にし、暗記させるスタイルが主流だった。

だが「これでは生徒は乗ってこない」として、「生徒たちが次のページもめくってみたくなる教科書」を目指した。


単元の始まりは出来事の具体的な場面やエピソードから始まる。

例えば、「日本列島の旧石器時代」の書き出しは「長野県北部の野尻湖の岸辺で、1948年、不思議な化石が見つかりました。長さ30センチをこえる、湯たんぽのような形のものでした」。


多くの教科書が書き出しから意味や目的を淡々と記述する中、独特である。

編集担当者は「歴史の具体的場面は、生徒に驚きや発見を呼び起こし、疑問が生まれ、さらに調べてみたくなる」と狙いを話す。

暗記中心の歴史学習にならないよう重要語句をあえて太字にしなかった。


4年半もの時間をかけて書き上げたのが今回のともに学ぶ人間の歴史だ。

平成25年に学ぶ会のメンバー約20人が退職金などを持ち寄り、教科書発行のための出版社として学び舎を設立し、検定に臨んだ。


確かに説明調の記述が中心となっている従来型の歴史教科書とは大きく異なり、エピソード中心で興味深く読める部分も数多い。



祖父母はピストルで
姉は暴行されて殺されました




だが、やはり問題なのは、修正前の慰安婦の記述でもみられたように、戦時下の日本軍の加害行為について、関連資料を用いて手厚く記述している点だ。


日中戦争時に旧日本軍の南京占領下で起きたとされながら、存否でも議論がある南京事件については、本文で「国際法に反して大量の捕虜を殺害し、老人・女性・子どもをふくむ多数の市民を暴行・殺害しました」と記述。


さらに関連資料で、書籍から引用した「南京市に住んでいた夏淑琴(当時8歳)の話」として、「昼近くに銃剣を持った日本兵が家に侵入してきました。逃げようとした父は撃たれ、母と乳飲み児だった妹も殺されました。祖父と祖母はピストルで、15歳と13歳だった姉は暴行されて殺されました。私と4歳の妹は、こわくて泣き叫びました。銃剣で3カ所刺されて、私は気を失いました。気がついたとき、妹は母を呼びながら泣いていました。家族が殺されてしまった家で、何日間も妹と二人で過ごしました」と掲載した。


今回の検定では、自由社中国共産党によるプロパガンダで事件自体が存在しないため」として、南京事件を平成以降の中学歴史教科書で初めて記述しなかったほか、ほかの社も「殺害」を「死傷者を出した」に、「南京虐殺事件」を「南京事件」に変えたり、「国際的な非難」を削除したりするなど、トーンを弱めているのとは対照的だ。



朝日新聞が応援第2次歴史教科書戦争勃発



学び舎の教科書は、日本教職員組合(日教組)や全日本教職員組合(全教)などの組織的支援を受けていないというが、平成以降の中学歴史教科書を舞台にした自虐史観記述をめぐるイデオロギー論争と無縁とは言い切れない。


昭和57年1982年、高校教科書検定で、中国華北への日本の「侵略」を「進出」に書き換えさせたとのマスコミ各社の誤報を機に、中国韓国が反発し、近現代史の記述で近隣アジア諸国への配慮を求めた近隣諸国条項が検定基準に導入された。

これ以降教科書に自虐史観記述が横行してきた


その最たる事例が、平成7年度1995年度中学教科書検定で、7社全てが慰安婦問題を取り上げたことだ。

これを受け、保守勢力の間で自虐史観記述を改めようという機運が高まり、新しい歴史教科書をつくる会が結成された。

子供たちが自国に誇りを持てるような教科書づくりを目指し、12年度(2000年度)検定で、つくる会のメンバーが執筆に加わった扶桑社の教科書が参入した。

その後、扶桑社教科書は、育鵬社自由社に分かれたが、シェアを広げている。


13年(2001年)2月、扶桑社教科書が新参入を目指して検定を受けている際、朝日新聞は「中韓懸念の『つくる会』教科書」「政府『政治介入せず』」「中韓など反発必至」との見出しで批判的に報道。

採択直前の同年6月には、「『つくる会』教科書」「56の『誤り』指摘」「21の学会」「『ミス・わい曲両方』」と見出しがついた記事を掲載した。

21の学会が扶桑社の歴史教科書だけを取り上げ、56カ所を誤りだとして列挙し、全国の市町村教育委員会に不採択を要求したとの内容だが、21の学会の一つは、学ぶ会の代表を務める安井氏が所属する歴教協だった。


朝日新聞は今年4月8日付夕刊で、学び舎の教科書について、さっそく「届けたい面白い歴史教科書」「ダメ出し400件 6年越し挑戦」と好意的に報じた。

今夏に各教育委員会で実施される採択では、朝日新聞が “援護射撃” する学び舎の参入で激しい戦いが予想される。

すでに「第2次中学歴史教科書戦争」は始まっている。



近隣諸国条項

◆ (2孤立によって強さを獲得した聖徳太子
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-278.html )

◆ (3孤立を恐れ中韓両国に “臣従” する愚
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-279.html )

     ◇

◆ 第3章 贖罪大国日本の崩壊 () 戦後日本の愛国しない心
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-371.html )

◆ 第3章 贖罪大国日本の崩壊 () 愛国心とナショナリズム
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-373.html )

◆ 第3章 贖罪大国日本の崩壊 ( 贖罪の宣伝戦
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-374.html )

◆ 第3章 贖罪大国日本の崩壊 () 「倫理の高み」 にのぼった中共
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-375.html )

◆ 第3章 贖罪大国日本の崩壊 () 朝鮮への贖罪工作
(natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-378.html )



参考―2
筑駒麻布など有名校がなぜ?
唯一慰安婦記述の中学歴史教科書学び舎」、
30校超で採択

2016.03.19
(www.sankei.com/life/news/160319/lif1603190015-n1.html )

東京都内で開かれた教科書検定審議会総会=18日午前
東京都内で開かれた教科書検定審議会総会=18日午前


(平成28年度/2016年度)4月から全国の中学校で使用される歴史教科書のうち唯一、慰安婦に関する記述を採用した「学び舎」(東京)の教科書が、筑波大付属駒場中や灘中など最難関校と呼ばれる学校を含め、少なくとも30以上の国立、私立中で採択されていたことが18日、分かった。

国立と私立中では採択権が教育委員会ではなく学校長にあり、関係法令に基づき採択理由を公表する努力義務もあるが、取材した学校の大半が採択理由を非公表とした。


同社の歴史教科書は平成16年度検定以降、中学校教科書で各社が一切採用しなかった慰安婦に言及し河野談話も取り上げた。

当初、申請した教科書では強制連行を強くにじませながら大きく取り上げたが、不合格とされた後、再申請の際に大幅に修正した。


南京事件では中国人の証言を採用するなど手厚く記述する一方、北朝鮮による日本人拉致事件では各社が特集などで記述を盛り込む中、年表で「北朝鮮から拉致事件被害者の一部が帰国する」とだけ記述している。


文部科学省によると、同社の歴史教科書の採択数は全国で約5700冊(占有率0・5%)。

業界では「参入組にとって障壁が特に高い教科書業界では異例の部数」(教科書関係者)と受け止められ、「執筆者らの人的ネットワークで採択が広がった」(業界関係者)との見方もある。


採択したのは少なくとも国立5校、私立30校以上。

国立は
▽ 筑波大付属駒場中のほか、
▽ 東京学芸大付属世田谷中
▽ 同国際中等教育学校
▽ 東大付属中等教育学校
▽ 奈良教育大付属中。

私立では
▽ 灘中、
▽ 麻布中など。


採択理由について、奈良教育大付属中の担当者は、「物語風に書かれ、内容も詳しい。慰安婦の記述などで話題になったが、検定を通っており、許容される内容だと考える」としている。


一方、義務教育の教科書を配布するための教科書無償措置法では、採択理由を公表する努力義務が市町村教委や都道府県教委と同様に国立中や私立中の校長にもあるが、奈良教育大付属中以外は「取材を受けない」などと回答。

私立では灘中が「検定を通っている教科書であり、理由を公表する必要はないと考えている」。

麻布中は「回答を控える」とした上で「慰安婦の記述で選んだということは全くない」とした。


学び舎は産経新聞の取材に対し、「難関校を対象とした編集方針はまったくありません」とし、教科書の執筆者と採択校との関係についても「執筆者の個人情報に関することはお答えできません」と回答した。


執筆者の中には、安保法制の廃止を求める声明を出すなどしている「歴史教育者協議会」(東京)に所属する元教師らもいるとされる。


■ 学び舎

平成28年度から中学で使用される教科書「ともに学ぶ人間の歴史」の発行会社。26年度の中学校教科書検定から参入した。当初、申請した教科書がいったん不合格とされた後、大幅に修正して再申請し合格した。「つづきを読んでみたくなる」教科書を目指すとして、全国の現職や元職の教員約30人が執筆し、歴史研究者らの支援を受けている。中学では唯一、慰安婦の記述がある。


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