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◆ 党側に総裁を本気で支え盛り立てる姿勢がなく、内輪で文句を言い続けるばかりならば [✿ 政治・経済・外交]

阿比留瑠比の極言御免
有権者が嫌う党内のぐだぐだ

2021.09.02
(www.sankei.com/article/20210902-VCCEBC552FJSDENWEOOO2UJ7EA/ )

コロナ対策を優先し衆院の早期解散はしない事を表明する菅義偉首相=1日午前、首相官邸(春名中撮影)
コロナ対策を優先し衆院の早期解散はしない事を表明する菅義偉首相
=1日午前
首相官邸春名中撮影



「今のような厳しい状況では(衆院を)解散できる状況ではない。
新型コロナウイルス対策が最優先だから、そんな(解散する)状況にはない」

菅義偉(すが・よしひで)首相は1日午前、首相官邸で記者団にこう述べ、9月中に解散に踏み切り、自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を先送りするとの観測を否定した。


永田町では前夜から、この観測をめぐって
「殿の乱心だ」
「自分のことだけを考えた自爆テロだ」
「総裁選をやらないと、自民党は100議席減らすぞ」
などと、悲鳴と憤激の声が上がっていた。

首相の否定でひとまず事態は落ち着いたものの、騒ぎは首相には大きなダメージとなった。


一時は解散断行に傾いたのではないかとの疑心は暗鬼を生み、首相の求心力をそぐ。

これでは、思い切って党内外で「悪役」扱いとなった二階俊博幹事長を交代させる効果も薄らぐ。


東京都の新型コロナ新規感染者数(陽性反応者数)は10日連続で前週の同じ曜日を下回り、減少傾向にある。

にもかかわらず、8月25日の記者会見で首相が「明かりははっきりと見え始めている」と語ったことは、いまだに批判や揶揄の対象となっている。

まるで負のスパイラルに陥ったかのようにすら見える。

自民党ベテラン議員は先日、現状についてこんな感想を漏らしていた。

「菅さんが五輪開会式で天皇陛下の開会宣言時に座ったままだったことや、広島の平和記念式典のあいさつ文を読み飛ばしたこともそうだ。
事務方の段取りが悪かったことや、単なる凡ミスも菅さんの大失敗にされた。
今の菅さんは運がなくなっている。運のあるなしは大きい」

国のトップリーダーにまで上り詰めた首相に、政治家としての運がないはずはないが、今は物事がうまく回っていない。


菅内閣
日本学術会議会員任命の一部見送り
原発処理水の海洋放出決定
歴史教科書からの従軍慰安婦記述削除
皇統をめぐる有識者会議における旧皇族の養子案の初提示
…など高く評価できる実績も上げている

しかし発信力が弱いためうまく国民にアピールできていない

新型コロナ対策でも、いつのまにか政府の感染症対策分科会の専門家ばかりが目立つようになり、政治家はその意見に追随しているように見える。


こうした状況から、党所属議員らから「首相が選挙の顔では戦えない」との声が続出している。

だが、今日の苦境の責を首相ばかりに負わせるのは公平ではないだろう

今は安倍晋三政権のように官邸が強く「安倍一強」「官高党低」といわれる状況にはないのである。

首相の発信力が弱いのであればその意を体して党側が補足して国民に訴え働きかけるべきではないか

菅政権の成果が国民に理解評価されていないとすれば首相を支えるべき党側がそれを補強し流布する行動をとってこなかったからでもあるはずである


29日投開票の総裁選で首相が再選されるのか、他の候補が選ばれるのかは分からない。

ただいずれにしろ党側に総裁を本気で支えもり立てる姿勢がなく内輪で文句を言い続けるばかりならば結局有権者にあきれられさらに忌避されることになるだろう


民主党政権の崩壊過程もそうだったが、党内のごたごた足の引っ張り合い機関決定やトップの言葉に従わない姿勢は、何より有権者に嫌われる。(論説委員兼政治部編集委員)



日頃、私が漠然と思っていた事柄を、ズバっと書いて下さっています。

どうも近年は何事によらず「あなた任せの人たち」が一般的になってしまった感がありますが、政治家に限って言えば、「小選挙区比例代表並列制」になった影響が多大のような気がします。

これは1996年から行われているものですが、なんと!!日本以外でこの制度を採用している国といえば、下の図をクリック拡大して見て下さい、絶句しますよ。


小選挙区比例代表並列制 (1996年)
並立制を採用しているその他の国と地域
(Wikipedia )



この、南朝鮮(大韓民国=韓国)に倣ったのかいな!という、世界200数カ国の中の、途上国のいくつかがやってる時代遅れ的な選挙制度。

例えば我が村にも国会議員がいますが、その議員は別の選挙区から出ています。そして我が村は、ほとんど交流がない町の選挙区に入れられて、見たことも聞いたこともない議員が出ています。

あるいはまた、1票の格差とか騒いで、人口が1400万人の東京都と、人口が55万人の鳥取県を、同じ土俵にあげてしまう。

これで果たして国民に密着した政治が出来るでしょうか。

いきおいG7に入っている先進国の日本の国会議員は、ただのサラリーマン、それも高給取りのサラリーマンを目指し、途上国よろしく他人の足を引っ張りながら上手く立ち回って過ごしていますです。



焦点の自民幹事長 石破河野小泉氏が浮上
2021.09.02
(www.sankei.com/article/20210902-RKDDQSCBHNOJLL47HY2CDG3NWY/ )

(左から)石破茂、河野太郎、小泉進次郎の各氏
左から石破茂河野太郎小泉進次郎の各氏


菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)は6日にも実施する党役員人事で、党四役(幹事長、総務会長、政調会長、選対委員長)全員を交代させて清新さを強調することを検討している。

焦点は二階俊博幹事長の後任で、衆院選の「顔」となる幹事長を起用し、態勢を立て直すとの見方が強い。

知名度が高い石破茂元幹事長、河野太郎ワクチン担当相、小泉進次郎環境相を登用する案がある。


女性の野田聖子幹事長代行や、党最大勢力の細田派(清和政策研究会、96人)に所属し、気心の知れた萩生田光一文部科学相を推す声もある。

河野、小泉、萩生田各氏らに関しては官房長官への起用もささやかれている。


党執行部の一人は「内閣改造はないだろう」と話しており、大規模な閣僚の交代はない見通しだ。

総裁選(17日告示、29日投開票)前の人事は異例のため、党内手続きが難航する可能性もある。



あのさあ・・・石破 "ゲル" 茂議員が持て囃されたのは、20年以上も昔の話。今ではすっかり霞んだというか、むしろ「悪名高き」という知名度になってるんですけど・・・

あっ、小泉 Jr. の評判も、相当、悪いわねぇ・・・

それと、誰だっけ・・・岸田さん!

すぐに名前が出ないくらい、外務大臣やった時も各国の要人から「影が薄い」と言われちゃってましたっけね。

そんなのしかいないの?!!

というか、マスコミや議員たちって「世論」に目や耳を傾けないの?!


待望の河野太郎さんはコロナワクチンの輸入で各国との交渉とかで忙しいし・・・

とか思っていたら、日本を任せられるこんな素晴らしい人も(↓)いました!!



高市氏保守系期待台風の目
支持拡大課題

2021.09.02
(www.sankei.com/article/20210902-ZV34QWDL2NIGVAAGRXB7GFEATQ/ )

リモートで民間団体と意見交換する高市早苗前総務相=2日、国会内
リモートで民間団体と意見交換する高市早苗前総務相=2日国会内


自民党総裁選(17日告示、29日投開票)の情勢が流動的となる中、出馬の意欲を示している高市早苗前総務相が「台風の目」となるか注目されている。

高市氏には特に保守系議員からの期待が大きく、次期衆院選の顔として「初の女性首相」が有利との見方も追い風となっている。

立候補への課題だった党所属国会議員20人の推薦人も確保できる見通しとなり、準備を加速させている。


「総裁選が無風だと自民党の活力が失われる。
国民にもたくさんのアイデアが伝わらない。
そういう危機感があった」

高市氏は2日のインターネット番組で、出馬への思いをこう語った。

安倍晋三前首相に出馬を促したが断られたと明らかにし、「『それなら私が出たるわ』とタンカを切ってしまった」と振り返った。


この日は、番組出演を複数こなすなど、支持拡大に向けて精力的に活動した。

記者団には「派閥を超えて多くの議員から応援をいただいている」と述べ、20人以上から推薦人として名前を出して支援するとの申し出を受けていると説明した。


高市氏は党内の保守系議員でつくる「保守団結の会」や「『絆』を紡ぐ会」などに参加する。

紛糾した選択的夫婦別姓の党内議論をめぐっては、旧姓の通称使用拡大を訴える慎重派の筆頭格として存在感を発揮した。


総裁選に向けては
・物価安定目標のインフレ率2%や
・憲法改正、
・中国への技術流出を防ぐための法整備
などを掲げ、保守色の強かった「安倍路線」の継承を打ち出す。

菅義偉政権に代わったことで離れつつあるとされる「岩盤保守層」を取り戻すことができるとの期待感がある。


今回の総裁選は、主要派閥が首相支持に雪崩を打った昨年9月の前回と異なり、自主投票となる動きが強まっていることも、高市氏には好材料だ。

ある閣僚経験者は
「首相も岸田文雄前政調会長もパッとしない。
高市氏を支持する人は一定数出てくる」
と強調。

その上で「女性という強みがあり、国家観もしっかりしている。子育てや少子化といった国民に身近な政策をもっと打ち出したらいい」と助言する。


ただ、長い自民党の歴史で女性が総裁選に立候補できたのは、平成20年の小池百合子現東京都知事しかいない。

無派閥の高市氏には強固な党内基盤がなく「政策通だが、一匹おおかみ」との評もあり、保守系以外にも支持を広げられるかが課題となる。(広池慶一)




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