◆ 南北朝鮮、相次いでミサイル発射実験に成功 [ ◆ 朝鮮半島 (韓国 & 北朝鮮)]
韓国、潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験に成功
大統領府発表
2021年9月15日 20:06
(www.afpbb.com/articles/-/3366445 )
韓国の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験の様子。同国国防省提供の動画より(2021年9月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / South Korean Defence Ministry
韓国は15日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功した。
これで韓国は、この先端技術を有する世界で7番目の国となり、周辺地域で軍備競争が激化する可能性が高まった。
大統領府(青瓦台)の発表によると、ミサイルは最近就役した潜水艦「島山安昌浩」から発射され、計画通りの距離を飛んで目標に命中したという。
SLBM運用能力が確認されている他の国々は、いずれも核兵器を保有している。
今回の実験には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も立ち会った。
韓国軍によると、その数時間前には北朝鮮が海に向かって弾道ミサイル2発を発射していた。
またこの日は、中国外相の訪韓とも重なった。
実験の成功を受けて文大統領は、韓国は今や「北朝鮮の挑発にいつでも対応できる十分な抑止力を有する」と述べた。(c)AFP/Kang Jin-kyu / Claire LEE
大統領府発表
2021年9月15日 20:06
(www.afpbb.com/articles/-/3366445 )
韓国の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験の様子。同国国防省提供の動画より(2021年9月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / South Korean Defence Ministry
韓国は15日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功した。
これで韓国は、この先端技術を有する世界で7番目の国となり、周辺地域で軍備競争が激化する可能性が高まった。
大統領府(青瓦台)の発表によると、ミサイルは最近就役した潜水艦「島山安昌浩」から発射され、計画通りの距離を飛んで目標に命中したという。
SLBM運用能力が確認されている他の国々は、いずれも核兵器を保有している。
今回の実験には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領も立ち会った。
韓国軍によると、その数時間前には北朝鮮が海に向かって弾道ミサイル2発を発射していた。
またこの日は、中国外相の訪韓とも重なった。
実験の成功を受けて文大統領は、韓国は今や「北朝鮮の挑発にいつでも対応できる十分な抑止力を有する」と述べた。(c)AFP/Kang Jin-kyu / Claire LEE
韓国初、弾道ミサイル潜水艦が就役
2021年8月13日
(www.afpbb.com/articles/-/3361622 )
韓国の3000トン級潜水艦「島山安昌浩」。大宇造船海洋・聯合ニュース提供(2021年8月13日撮影)。(c)Handout / YONHAP / AFP
韓国で13日、同国初となる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の搭載が可能な潜水艦の就役式が行われた。
国産の3000トン級ディーゼル潜水艦「島山安昌浩(Dosan Ahn Chang-ho)」は、全長83.5メートル、幅9.6メートルで、20日間の連続潜航が可能。
海軍は同艦の就役式を、南部の巨済(Geoje)島で行ったと発表。
同軍幹部は「わが国の領海を堅固に防衛する」とともに、敵にとって「その存在自体が脅威となる」戦略的資産だと説明した。
1年間の評価を経て、来年8月までに配備される予定。
北朝鮮は長年、SLBM技術の開発を続けている。
今年1月には、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が閲兵した軍事パレードでSLBM4基を公開。
国営朝鮮中央通信(KCNA)はこれを「世界で最も強力な兵器」と報じた。
金氏は、原子力潜水艦の計画研究を完了したと述べたこともある。
実戦配備はまだ何年も先になる見通しとはいえ、識者らは北朝鮮が原潜を持てば戦略を一変させる可能性があると指摘している。(c)AFP
2021年8月13日
(www.afpbb.com/articles/-/3361622 )
韓国の3000トン級潜水艦「島山安昌浩」。大宇造船海洋・聯合ニュース提供(2021年8月13日撮影)。(c)Handout / YONHAP / AFP
韓国で13日、同国初となる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の搭載が可能な潜水艦の就役式が行われた。
国産の3000トン級ディーゼル潜水艦「島山安昌浩(Dosan Ahn Chang-ho)」は、全長83.5メートル、幅9.6メートルで、20日間の連続潜航が可能。
海軍は同艦の就役式を、南部の巨済(Geoje)島で行ったと発表。
同軍幹部は「わが国の領海を堅固に防衛する」とともに、敵にとって「その存在自体が脅威となる」戦略的資産だと説明した。
1年間の評価を経て、来年8月までに配備される予定。
北朝鮮は長年、SLBM技術の開発を続けている。
今年1月には、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が閲兵した軍事パレードでSLBM4基を公開。
国営朝鮮中央通信(KCNA)はこれを「世界で最も強力な兵器」と報じた。
金氏は、原子力潜水艦の計画研究を完了したと述べたこともある。
実戦配備はまだ何年も先になる見通しとはいえ、識者らは北朝鮮が原潜を持てば戦略を一変させる可能性があると指摘している。(c)AFP
北朝鮮ミサイルは変則軌道
首相「安保理決議に違反」
2021年9月15日 23:04
(www.sankei.com/article/20210915-V2IBVPJAWZPLBLBUI7LE5MUR5E/ )
韓国軍合同参謀本部は15日、北朝鮮が同日午後、日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は3月25日以来で半年ぶり。
岸信夫防衛相は15日夜、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定されるとの分析結果を記者団に明らかにした。
変則軌道で約750キロ飛行し、最高高度は約50キロだったとみられている。
韓国軍によると、2発は15日午後0時34分と39分に北朝鮮中部の陽徳(ヤンドク)周辺から発射された。
岸氏は、石川県・能登半島沖の舳倉島(へぐらじま)から北約300キロの海域に落下したと推定され、航空機や船舶への被害はなかったことを明らかにした。
韓国の聨合ニュースは、変則軌道の新型短距離弾道ミサイル「KN23」の改良型である可能性を伝えている。
菅義偉首相はミサイル発射について「国連安全保障理事会決議に違反しており、厳重に抗議するとともに強く非難する」と記者団に述べた。
日本政府は北京の大使館を通じて北朝鮮に抗議。
首相は15日夕に国家安全保障会議(NSC)を緊急開催した。
北朝鮮のミサイル発射は今年に入って5回目。
13日には新型長距離巡航ミサイルを11、12両日に試射していたと公表した。
相次ぐミサイル発射で新兵器開発が加速していることを誇示し、バイデン政権との今後の交渉で主導権を握る狙いがあるとみられる。
日米韓の北朝鮮担当高官は14日、東京で3者協議を開き、対話と制裁を通じて北朝鮮の非核化を目指す方針を再確認していた。
ミサイルは、中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相がソウルで文在寅(ムン・ジェイン)大統領との面会を終えた直後に発射された。
後ろ盾の中国にも兵器開発では譲歩しない立場を示した形だ。
発射は15日午後、韓国が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を成功させるのに先立つタイミングでもあった。(ソウル 時吉達也)
鉄道車両からミサイル発射
北朝鮮報道、800キロ飛行
2021年9月16日 07:30
(www.sankei.com/article/20210916-QDODVJTNLJNQ7J5W67BIU5SORM/ )
16日、朝鮮中央通信が伝えたミサイル発射訓練の様子(ロイター)
北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、「鉄道機動ミサイル連隊」によるミサイル発射訓練が15日に行われ、同国中部の山岳地帯から発射したミサイルが約800キロ先の日本海にある標的を破壊したと報じた。朴正天朝鮮労働党書記が訓練を指導したという。
党機関紙、労働新聞電子版は16日、鉄道車両に取り付けられた発射台からミサイルが発射された場面の写真を掲載した。
日本政府は15日、北朝鮮が同日午後0時32分と同37分に日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射し、変則軌道で約750キロ飛行し、石川県・能登半島沖の舳倉島から北約300キロの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられると発表していた。韓国軍によると、北朝鮮中部平安南道陽徳郡周辺から発射された。
変則軌道で迎撃をかわす新型短距離弾道ミサイル「KN23」の改良型との見方が出ている。(共同)
首相「安保理決議に違反」
2021年9月15日 23:04
(www.sankei.com/article/20210915-V2IBVPJAWZPLBLBUI7LE5MUR5E/ )
韓国軍合同参謀本部は15日、北朝鮮が同日午後、日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は3月25日以来で半年ぶり。
岸信夫防衛相は15日夜、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定されるとの分析結果を記者団に明らかにした。
変則軌道で約750キロ飛行し、最高高度は約50キロだったとみられている。
韓国軍によると、2発は15日午後0時34分と39分に北朝鮮中部の陽徳(ヤンドク)周辺から発射された。
岸氏は、石川県・能登半島沖の舳倉島(へぐらじま)から北約300キロの海域に落下したと推定され、航空機や船舶への被害はなかったことを明らかにした。
韓国の聨合ニュースは、変則軌道の新型短距離弾道ミサイル「KN23」の改良型である可能性を伝えている。
菅義偉首相はミサイル発射について「国連安全保障理事会決議に違反しており、厳重に抗議するとともに強く非難する」と記者団に述べた。
日本政府は北京の大使館を通じて北朝鮮に抗議。
首相は15日夕に国家安全保障会議(NSC)を緊急開催した。
北朝鮮のミサイル発射は今年に入って5回目。
13日には新型長距離巡航ミサイルを11、12両日に試射していたと公表した。
相次ぐミサイル発射で新兵器開発が加速していることを誇示し、バイデン政権との今後の交渉で主導権を握る狙いがあるとみられる。
日米韓の北朝鮮担当高官は14日、東京で3者協議を開き、対話と制裁を通じて北朝鮮の非核化を目指す方針を再確認していた。
ミサイルは、中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相がソウルで文在寅(ムン・ジェイン)大統領との面会を終えた直後に発射された。
後ろ盾の中国にも兵器開発では譲歩しない立場を示した形だ。
発射は15日午後、韓国が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を成功させるのに先立つタイミングでもあった。(ソウル 時吉達也)
鉄道車両からミサイル発射
北朝鮮報道、800キロ飛行
2021年9月16日 07:30
(www.sankei.com/article/20210916-QDODVJTNLJNQ7J5W67BIU5SORM/ )
16日、朝鮮中央通信が伝えたミサイル発射訓練の様子(ロイター)
北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、「鉄道機動ミサイル連隊」によるミサイル発射訓練が15日に行われ、同国中部の山岳地帯から発射したミサイルが約800キロ先の日本海にある標的を破壊したと報じた。朴正天朝鮮労働党書記が訓練を指導したという。
党機関紙、労働新聞電子版は16日、鉄道車両に取り付けられた発射台からミサイルが発射された場面の写真を掲載した。
日本政府は15日、北朝鮮が同日午後0時32分と同37分に日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射し、変則軌道で約750キロ飛行し、石川県・能登半島沖の舳倉島から北約300キロの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられると発表していた。韓国軍によると、北朝鮮中部平安南道陽徳郡周辺から発射された。
変則軌道で迎撃をかわす新型短距離弾道ミサイル「KN23」の改良型との見方が出ている。(共同)
ひょっとして、これ?!!
9月15日16:40ごろ M2.6 (震度1) 石川県能登地方 (深さ10km)
9月16日07:12ごろ M2.7 (震度1) 石川県能登地方 (深さ10km)
9月15日16:40ごろ M2.6 (震度1) 石川県能登地方 (深さ10km)
9月16日07:12ごろ M2.7 (震度1) 石川県能登地方 (深さ10km)
北朝鮮、「長距離巡航ミサイル」発射実験成功
朝鮮中央通信
2021年9月13日
(www.afpbb.com/articles/-/3365904 )
北朝鮮が11、12の両日に実施した新型長距離巡航ミサイルの発射実験の様子。国営朝鮮中央通信(KCNA)提供(撮影日不明、2021年9月13日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS
国営朝鮮中央通信(KCNA)は13日朝、北朝鮮が新型の「長距離巡航ミサイル」の発射実験に成功したと発表した。
実験は11、12の両日行われ、朝鮮労働党の幹部らが参観した。
同通信によると、ミサイルは北朝鮮の領土と領海上空に設定された「楕円(だえん)および8の字形の飛行軌道」を7580秒で飛行し、1500キロ先の目標に命中した。
「非常に重要な戦略的兵器」で、「兵器システム運用の効率性、実用性が優れていることが確認された」と伝えている。
また、ミサイルシステムの開発は戦略的に重要であり、国防の新たな「効果的抑止手段」となり、「敵対勢力の軍事行動を強力に封じ込める」ものだとしている。(c)AFP
朝鮮中央通信
2021年9月13日
(www.afpbb.com/articles/-/3365904 )
北朝鮮が11、12の両日に実施した新型長距離巡航ミサイルの発射実験の様子。国営朝鮮中央通信(KCNA)提供(撮影日不明、2021年9月13日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS
国営朝鮮中央通信(KCNA)は13日朝、北朝鮮が新型の「長距離巡航ミサイル」の発射実験に成功したと発表した。
実験は11、12の両日行われ、朝鮮労働党の幹部らが参観した。
同通信によると、ミサイルは北朝鮮の領土と領海上空に設定された「楕円(だえん)および8の字形の飛行軌道」を7580秒で飛行し、1500キロ先の目標に命中した。
「非常に重要な戦略的兵器」で、「兵器システム運用の効率性、実用性が優れていることが確認された」と伝えている。
また、ミサイルシステムの開発は戦略的に重要であり、国防の新たな「効果的抑止手段」となり、「敵対勢力の軍事行動を強力に封じ込める」ものだとしている。(c)AFP
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