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◆ カニエ・ウエストの 「トランプ愛」は “危険” なのか?! [  ◆ アメリカ合衆国]


KANYE WEST ~ Only One (feat. PAUL McCARTNEY) (2015)




お騒がせ黒人ラッパーカニエ・ウエストの
トランプ愛危険なのか

2018.04.30
(http://www.sankei.com/premium/news/180430/prm1804300009-n1.html )

2016年12月、大統領選に当選したばかりのトランプ氏(左)と面会したウエストさん(AP)
2016年12月大統領選に当選したばかりのトランプ氏と面会したウエストさAP


米国のセレブがトランプ大統領批判を強める中、大物黒人ラッパーのカニエ・ウエストさん(40)が積極的にトランプ氏を支持し、論争を呼んでいる。

黒人有権者の約9割が民主党支持者とされるが、ウエストさんは「トランプ氏は兄弟だ」とまで言い切る。

メディアが「危険」とまで警戒するウエストさんの主張への賛否からは、人種問題をめぐる米国内の“断層”が浮かび上がる。(ニューヨーク 上塚真由)

          × ×

2016年11月の米大統領選から約1カ月後。

ウエストさんはニューヨークのトランプタワーでトランプ氏と面会し、大きな話題を呼んだ。

黒人の有名人が、人種差別的な発言が問題視されることの多いトランプ氏への支持を表明するのは異例だったからだ。


ウエストさんはその後、しばらくツイッターを休止していたが、今年4月初めに再開すると、多い日で1日数十件を投稿。

「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」のスローガン赤帽をかぶった写真もアップするなど、“トランプ愛” を炸裂させている。


反トランプ派からの批判に対し、4月25日には
「君たちがトランプ氏に賛同する必要はないが、
大衆(の意見)によって私が彼のことを嫌いになることはない。
彼は私の兄弟だ。
私は、誰であれ全ての行いに賛同するわけじゃない」
などと投稿。

トランプ氏も同日、ツイッターで「ありがとうカニエ、とてもクールだ!」と、ウエストさんとの “友情” を再確認した。


ウエストさんは、米音楽界の最高栄誉であるグラミー賞を21回も受賞した超大物だ。本業の音楽活動以外でも、周囲が予期せぬ奔放な言動で常に話題をふりまいてきた。


しかし、一連のツイートからは、単にトランプ氏を支持する「珍しいセレブ」としてではなく、「危険な」(リベラル系メディア)政治的志向がうかがる-との指摘も出ている。一体、どういうことなのか。

          × ×

議論になったのは、21日に「キャンディス・オーウェンズの考え方が好きだ」と書き込んだことだった。


黒人女性のキャンディス・オーウェンズさんは、新進気鋭の保守系コメンテーター。黒人自身が人種問題に固執しすぎて「犠牲者」意識にこり固まっているのが問題だ、と主張していることで知られる。批判の矛先は警官による黒人射殺事件で16年に広まった社会運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命だって大切だ)」にも及び、「(射殺事件は)人種差別が原因ではない」と指摘する。


ネット上で公開されている動画では、「過去に執着して奴隷制度を声高に叫び続ける人と、未来に目を向ける人との間で、黒人の『イデオロギーの南北戦争』が起きている」と訴えてもいる。


こうした意見は、決して新しいものではない。

白人の極右層が共有してきたほか、少数ながら黒人保守層でも古くから主張されてきた考え方だが、リベラル系のメディアでは、人種差別問題の「真実」をねじ曲げた見解だと批判されている。

ウエストさんのような有名人が共鳴したことは、特にリベラル陣営にとっては、米国の「ポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)」を崩しかねないゆゆしき問題なのだ。

          × ×

米誌アトランティック(電子版)によると、1980年代以降、米大統領選の歴代の共和党候補は、平均して黒人票の9%しか獲得できていない。

2016年の大統領選でも同様の傾向が出ており、米調査会社のピュー・リサーチ・センターによると、トランプ氏に投票した黒人は8%だった。


ところが、である。


今年1月、一部保守系メディアで、「トランプ氏の黒人支持率が上がっている」とするニュースが踊った。

トランプ氏は「黒人の失業率は過去最低となった。トランプへの支持率も倍増した」とつぶやいた。


「倍増」の根拠は、大統領選の出口調査結果の8%と、オンライン調査会社「サーベイモンキー」による今年1月の支持率調査結果の17%を比較したもの。


ただ、その内容はやや怪しい。

同社の調査対象は有権者だけではなく、選挙での投票先と大統領支持率を一概には比較できない。

また、大統領就任直後(2017年2月)の黒人からの支持率が20%あったことから、実際には増加ではなく、3ポイントの低下だったともいえる。


一方で、黒人のトランプ氏支持者の間では、同氏の掲げるスクールチョイス(学校選択)制度が高く評価されているのも事実だ。

すべての家庭が公立校や私立校などを自由に選べる制度で、貧困対策として学校教育の地域格差解消を重視する黒人が多いためだ。


トランプ政権下でも、肌の色の違いから起こる問題は後を絶たない。

4月12日には、コーヒーチェーン最大手のスターバックスの店内で、商品を買わずにいた黒人男性2人が逮捕される事件が発生。

抗議が殺到し、同社は5月29日に全米の直営店で営業をやめて、人種差別を防ぐ研修に充てるという。

差別にまつわる意識は根強く、「ポリティカル・コレクトネス」は米国でなおも強い力を持つ。


そんな中で、本音を好み、慣習にとらわれない言動で注目を集めるトランプ氏とウエストさんのタッグは、どれほどの影響を与えていくのだろうか。




トランプ政権批判のジョーク行き過ぎ…
米記者の恒例夕食会記者からも苦言

2018.04.30
(http://www.sankei.com/world/news/180430/wor1804300018-n1.html )

ホワイトハウス記者会の夕食会でジョークを披露するコメディアンのミシェル・ウルフさん=28日、ワシントン(ロイター)
ホワイトハウス記者会の夕食会でジョークを披露する
コメディアンのミシェル・ウルフさん=28日
ワシントンロイター



米ホワイトハウス記者会が首都ワシントンで28日開いた毎年恒例の夕食会で、ゲストのコメディアンがトランプ政権をやゆする冗談を連発した。

トランプ大統領は29日、「夕食会を終わりにするか、やり直せ!」とツイッターで反発。

普段は政権に手厳しい記者の一部からも、冗談は「行き過ぎだった」と不満が出た。


夕食会は大統領の出席が慣例だったが、トランプ氏は昨年に続きボイコット。

政権からはサンダース大統領報道官らが出席した。


コメディアンは女性のミシェル・ウルフさん。

「サンダース氏は事実を燃やし、その灰を使って完璧なアイシャドーを塗っている」と、外見をやゆしたと受け止められる発言をした。


ワシントン・ポスト紙のコラムニストは、
主要メディアへの国民の評価が低下する中で
こうした余興はジャーナリズムの信頼回復に逆効果だとし
「夕食会は今年で最後にすべきだ」
と訴えた。(共同)




米失業率
17年4カ月ぶりに4%下回る

2015.05.04
(http://www.sankei.com/economy/news/180504/ecn1805040018-n1.html )

米労働省が4日発表した4月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月から16万4000人増えた。

失業率は前月から0.2ポイント低下して3.9%となり、2000年12月以来、17年4カ月ぶりに4%を下回った。


米連邦準備制度理事会(FRB)は6月の追加利上げを視野に入れている。

失業率が歴史的な低水準に下がったことは利上げを後押しすることになりそうだ。(共同)




第2艦隊復活へ
北大西洋管轄露の脅威に対抗
オバマ前政権が解散

2018.05.05
(http://www.sankei.com/world/news/180505/wor1805050010-n1.html )

米海軍のリチャードソン作戦部長は4日、米東海岸周辺北大西洋管轄する第2艦隊を約7年ぶりに常設の艦隊として復活させると発表した。

ロシア海軍による脅威の増大をにらんだ措置。

リチャードソン氏は「世界大国間競争の時代に回帰しており、安全保障環境困難かつ複雑になっている」と述べ、艦隊復活の重要性を強調した。


第2艦隊は1950年に創設され、1962年に起きたキューバ危機で海上封鎖に参加したほか、レーガン政権下の1983年にはグレナダ侵攻作戦に参加するなど、北大西洋条約機構(NATO)が大西洋で制海権を確立するのための中心的役割を果たしてきた。


しかし、オバマ前政権が2011年、国防予算削減ロシアの脅威は解消したなどの理由から解散に踏み切り、大半の機能が上級組織である艦隊総軍に吸収された。

その後ロシアが米国などへの敵対姿勢を強めウクライナ情勢やシリア内戦で対立を深めたことで、対抗策を求める声が強まっていた。【ワシントン=黒瀬悦成】


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