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◆ 菅政権、本格始動 [  ◆ 日本を取り戻す]

皇居で首相の親任式 陛下のご即位後初
2020.09.16
(https://www.sankei.com/life/news/200916/lif2009160038-n1.html )

天皇陛下から任命を受ける菅義偉首相。中央は安倍晋三前首相=16日午後、宮殿・松の間(代表撮影)
天皇陛下から任命を受ける菅義偉首相中央は安倍晋三前首相=16日午後宮殿・松の間代表撮影


皇居で16日、新首相の親任式が行われ、天皇陛下が菅義偉氏を首相に任命された。

陛下が首相の親任式に臨まれるのは、即位後初めて。


皇居・宮殿の「松の間」で行われた親任式では、陛下が菅氏に向かい「内閣総理大臣に任命します」と任命の言葉を述べられた後、安倍晋三前首相から菅氏に官記が手渡された。


松の間ではその後、新閣僚ら23人の認証官任命式も行われ、陛下が「重任ご苦労に思います」とそれぞれに声をかけられた。





NASA政権国民に信を問え
対中政策は腹くくり国益第一で
論説委員長・乾正人

2020.09.17
(https://www.sankei.com/politics/news/200917/plt2009170009-n1.html )

初閣議を終え菅義偉首相(前列中央)とともに記念撮影に臨む新閣僚ら=16日午後、首相官邸(春名中撮影)
初閣議を終え菅義偉首相前列中央とともに記念撮影に臨む新閣僚ら=16日午後首相官邸春名中撮影


永田町の住人は、ローマ字で語呂合わせをするのが、大好きだ。


中でも傑作なのは、平成の初め、強力な権力を握っていた竹下派に対抗するため結成された「YKKトリオ」だ。


Yは山崎拓、2つのKは加藤紘一と小泉純一郎の頭文字からとっているが、ご存じの通り、天下を取ったのは小泉ただ一人。

小泉の「YKKは友情と打算の二重構造だ」という“名言”は、今も心に残る。


菅義偉政権には、「NASA政権」と名付けたい。

麻生太郎政権発足前も「NASAの会」はあったが、その時のNは中川昭一だった。

新たなNASAのNは二階俊博、Aは安倍晋三、Sは菅、最後のAは麻生の頭文字で、「安倍1強」体制から権力分散型の「四頭政治」に変化する可能性があるからだ。


病気による前首相の緊急降板という非常事態下で、小泉元首相がぶっ壊したはずの「古い自民党」の遺伝子が、派閥の合従連衡によるボス選びという形で目を覚ましたのである。

菅首相誕生の流れを決定づけた二階幹事長が「田中角栄最後の愛(まな)弟子」であることは、偶然ではない。


党役員人事や閣僚人事に、小泉流の「サプライズ(驚き)」がなく、派閥均衡型にならざるを得なかったのも驚かない。

前首相の弟だけでなく、元家庭教師も入閣させた首相の義理堅さには少々感心したが。


組閣前日の早い時間に、すべての閣僚が「新聞辞令」で明らかになることなど、小泉や安倍政権の全盛時代には思いもよらなかった。


裏を返せば、従来の政策を継続する限りにおいては、自民党総裁選で戦った岸田、石破両派を除く5派閥に支えられ、安定した政権運営が期待できる。


一方で、菅首相が総裁選で訴えた役所の縦割り打破や規制改革を本気でやろうとすれば、派閥均衡型の権力構造が足かせとなろう。


最も懸念されるのは、外交である。

本人が語るように首脳外交は得意分野ではない上に、米中対立が日を追って激しくなっており、政権内部の足並みもそろっていない。

二階幹事長が親中派であり、習近平国家主席の国賓訪日を積極的に働きかけ、中国が進める一帯一路構想にも賛同しているのは周知の事実である。

これに対し、内閣の要である麻生副総理は、外相時代に「自由と繁栄の弧」政策を提唱したように中国と距離を置いている。

安倍前首相は、トランプ米大統領と個人的信頼関係を築いた上、中国とも関係改善を図るという離れ業を演じたが、すぐに継承するのは難しい。


政権発足の経緯からも幹事長の影響力が増しており、下手をすれば、中国批判を強めるトランプ政権との関係悪化もあり得る。


ここは腹をくくって国益外交に取り組んでもらいたいが、安倍外交が評価を受けたのも政権基盤が安定していたからこそである。

その源が、国政選挙での勝利にあったのは、論をまたない。


菅首相は、衆院解散・総選挙に慎重な構えを崩していないが、急がば回れ。

コロナ禍が小康状態にある今こそ国民に信を問うべきであろう。

来年までの短期政権でいい、というのであればお勧めしないが。





天皇陛下お迎えし開会式
第202臨時国会

2020.09.17
(https://www.sankei.com/politics/news/200917/plt2009170030-n1.html )

第202臨時国会の開会式に臨まれる天皇陛下=17日午後、国会(春名中撮影)
第202臨時国会の開会式に臨まれる天皇陛下=17日午後国会春名中撮影


第202臨時国会の開会式が17日、参院本会議場に天皇陛下をお迎えして行われた。

大島理森衆院議長、山東昭子参院議長、菅義偉首相と閣僚、衆参両院議員が出席した。

臨時国会は16日に召集され、会期は18日までの3日間。


大島氏は式辞で
「新型コロナウイルスの感染拡大による深刻な状況に直面し、社会や経済を取り巻く情勢は厳しい。必要な施策を講じ、あらゆる努力をしていかなければならない」
と強調した。


続いて陛下が、お言葉を述べられた。

開会式はコロナ感染を防止するため、出席者を絞って開催した。





菅政権本格始動
注目の河野氏は引き継ぎ式ドタキャンも
さっそく仕事

2020.09.17
(https://www.sankei.com/politics/news/200917/plt2009170045-n1.html )

前任の武田良太総務相(左)との引き継ぎ式に臨む河野太郎行政改革担当相=17日午後、内閣府(児玉佳子撮影)
前任の武田良太総務相との引き継ぎ式に臨む河野太郎行政改革担当相
=17日午後
内閣府児玉佳子撮影



菅義偉(すが・よしひで)内閣は17日、発足から一夜明けて本格始動した。

首相は朝から精力的に動き回り、各閣僚も引き継ぎ式や職員への訓示を行った。

注目の河野太郎行政改革担当相は予定を急遽(きゅうきょ)キャンセルする場面もあったが、内閣の目玉政策である「省庁の縦割り打破」では意欲的に動いた。


「まさに身の引き締まる思いだ。国民のために働く内閣をスタートさせる」

首相は官邸で記者団に対し、意気込みを語った。


16日夜に記者会見に臨み、首相主催の「桜を見る会」は来年以降中止する考えを発表。

東京・赤坂の衆院議員宿舎に帰ったのは夜11時過ぎだったが、17日は午前6時40分前には官邸に到着し、日課の散歩を行った。

その後も多忙を極める日程は官房長官時代と同じ。

政府幹部や森田健作千葉県知事らと面会した。


河野氏は後任の岸信夫防衛相、前任の衛藤晟一前沖縄北方担当相と午後に引き継ぎを行う予定だったが、直前になって中止に。

事務方は「都合により中止」と発表しただけで、詳しい説明はなかった。


ただ、行革担当相としての仕事にはさっそく着手。

自身の公式サイトに「行政改革目安箱(縦割り110番)」と題するコーナーを設け、縦割りの弊害に関する情報提供を呼びかけた。


縦割り110番は、首相が16日夜の記者会見で河野氏に指示したことを明らかにしていた。

河野氏のスピード対応に政府高官は「昔じゃ考えられない」とうなった。(児玉佳子)


衆議院議員 河野太郎公式サイト
Kono Taro Official Website


行政改革目安箱(縦割り110番)
(https://www.taro.org/kaikaku110 )



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