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◆ 沈没したインドネシア潜水艦を発見 乗員53人全員死亡 [✿ 世界あれこれ]

沈没した潜水艦を発見
乗員53人全員死亡と断定
インドネシア

2021.04.26
(www.cnn.co.jp/world/35169914.html )

捜索中に見つかった物品を記者団に示し説明する国軍司令官=24日/Firdia Lisnawati/AP
捜索中に見つかった物品を記者団に示し説明する国軍司令官=24日/Firdia Lisnawati/AP


インドネシア・ジャカルタ(CNN) インドネシア国軍司令官は25日、行方不明になっていた海軍の潜水艦「KRIナンガラ402」の残骸が海底で発見され、乗員53人全員の死亡を確認したと発表した。

同艦は21日にバリ海峡で演習中に消息を絶ち、24日には最後に所在が確認された地点から約3・2kmキロ離れた海上に、艦体の一部と思われる残骸が浮いているのが見つかった。

これを受けて軍は同艦が沈没したと断定。

音波探知機や磁気探知機を使ってこの海域を捜索し、シンガポールの救助船から遠隔操作艇を出して海底の様子を撮影していた。

その結果、潜水艦の垂直舵や水平舵、錨、外装といった部品や、乗員の安全スーツなどの画像が確認された。

国軍司令官は記者会見で、「確かな証拠に基づき、ナンガラ潜水艦の沈没と、乗員全員の死亡を宣言する」と発表した。

海軍参謀長によると、潜水艦は深さ850メートルの海底で発見され、艦体は3つに分裂していた。

捜索で見つかった潜水艦脱出スーツについて参謀長は、「このスーツは非常時の脱出用にのみ使われる。普段は箱の中に保管してある。だがそれが外に出ていた。乗員が装着しようとしたが、間に合わなかったと思われる」と語った。

原因については「人為ミスではなく、自然的・環境的要因」だったとの見方を示したが、詳細は明らかにしなかった。

24日の記者会見で参謀長は、潜水艦で爆発が起きたとは思えないと説明、艦体に巨大な圧力がかかって亀裂が生じたようだと述べていた。

国軍司令官は、インドネシア政府は国際潜水艦脱出救助連絡事務所(ISMERLO)と協力して対応に当たると説明した。


経 緯


インドネシア海軍の潜水艦消息絶つ
53人が乗船

2021.04.22
(www.bbc.com/japanese/56841003 )

A KRI Nanggala-402 submarine performs an exercise in Surabaya, East Java, Indonesia, in 2014
消息が途絶えたインドネシア海軍の潜水艦KRIナンガラ-402」(2014年撮影


インドネシア海軍の53人が乗った潜水艦が21日消息を絶った

軍艦6隻が捜索にあたっている

海軍によると、捜索にはヘリコプター1機も出動。

400人態勢で行方を追っている。

近隣国のシンガポールとマレーシアも救助艇を派遣。

アメリカ、オーストラリア、フランス、ドイツも支援の用意があると表明している。


連絡が途絶えたのは、ドイツ製の潜水艦「KRIナンガラ-402」。

21日早朝、バリ島北方で訓練を実施していた。

しばらくして報告が届かなくなり、通信不能になったという。

消息を絶ったのは、バリ島沖約100キロの海域とみられている。

海軍幹部は「現在捜索にあたっている。あの海域は非常に深い」とAFP通信に話した。


燃料を発見


一部報道では、潜水艦は深度を下げる許可を受けた後、連絡が取れなくなったとしている。

海軍によると、潜水艦が潜っていた海域では、漏れ出したとみられる燃料が見つかった。

燃料タンクが損傷しているか、乗組員がシグナルを送っている可能性があるという。


Image shows a map of Indonesia and the location where the submarine went missing
潜水艦はバリBali島の北方約100キロの海域丸印で消息不明となった


消息不明となった潜水艦は、インドネシアが所有する5隻のうちの1隻

ロイター通信によると、1970年代に製造され2年間かけた修理が2012年に韓国で終了していた

海軍の広報官はBBCに、潜水艦の消息が途絶えた事案は、インドネシアではこれが初めてだと述べた。

(英語記事 Warships deployed in search for missing submarine)



インドネシア潜水艦消息絶ってから3日
酸素切れの恐れ

2021.04.24
(www.afpbb.com/articles/-/3343752 )

インドネシアのバリ(Bali)島沖で21日に消息を絶ったインドネシア海軍の潜水艦「KRIナンガラ402(KRI Nanggala 402)」の捜索は、24日も懸命に続けられている。

動力喪失後3日分しかない艦内の酸素は24日に尽きたとみられ、乗員53人救出の望みは失われつつある。

ナンガラ402は訓練のため潜水する許可を求めた直後に消息を絶った。

潜水したと考えられている海域に油が浮いているのが見つかっており、燃料タンクが損傷した恐れもある。

潜水限界深度をはるかに超える水深700メートルに沈み、船体がばらばらになった恐れもある。

シンガポール、マレーシア、米国、オーストラリアが協力し、20隻以上の艦船が捜索に当たっている。

インドネシア軍は22日、水深50~100メートルで磁気反応を探知したと発表。

ナンガラ402の可能性もあるが、艦内の酸素が尽きたとみられることから、最悪の事態も懸念されている。(c)AFP



消息絶ったインドネシア潜水艦は
沈没
当局見解

2021.04.24
(www.afpbb.com/articles/-/3343786 )

KRIナンガラ
インドネシア・スラバヤの海軍基地に停泊中の潜水艦KRIナンガラで式典に臨む乗組員らインドネシア軍提供2019年2月20日撮影2021年4月21日公開)。(c)AFP PHOTO / INDONESIA MILITARY


インドネシア当局は24日、バリ(Bali)島沖で消息を絶った同国海軍の潜水艦について、沈没したとの見解を示し、艦内部の部品を回収していると明らかにした。

インドネシア海軍トップは記者団に対し、53人が乗った潜水艦「KRIナンガラ402(KRI Nanggala 402)」が最後に潜水していた場所でここ数日間、同艦の破片や部品を回収してきたと説明。

「外部からの圧力や魚雷の発射装置への損傷がなければ、(そうした物が)潜水艦の外に出ることはなかったはずだ」と述べた。(c)AFP



インドネシア潜水艦
引き揚げ目指し作業進む

2021.04.25
(www.afpbb.com/articles/-/3343858 )

KRIナンガラ-2
インドネシア・東ジャワ州で消息を絶った潜水艦の捜索に向かう同軍海軍の艦船2021年4月25日撮影)。(c)SONNY TUMBELAKA / AFP


インドネシア・バリ(Bali)島沖で消息を絶った潜水艦の捜索隊は25日、回収された部品から艦は大破して沈没したとの見方が示されたことを受け、艦体の引き揚げに向けた作業を進めた。

海軍は24日、53人を乗せた潜水艦「KRIナンガラ402(KRI Nanggala 402)」の内部の部品などが回収されたと発表した。

潜水艦は沈没したと断定し、生存者の捜索を事実上打ち切った。

当局は事故について公式な説明はしていないが、潜水艦内で停電が発生し、再浮上できなくなった可能性があると述べた。

海軍幹部は24日、爆発が起きた可能性を排除した一方、潜水艦の最大潜水深度をはるかに超える水深800メートル以上で、潜水艦が水圧により大破したことを示す証拠があると明らかにした。

捜索隊は25日、潜水艦の正確な位置の特定を重点的に進めた。

当局者らは、深海での引き揚げ作業はリスクと困難を伴うと警告している。

隣国マレーシアの他、米国やインド、オーストラリアなどが捜索に協力しており、捜索船や偵察機、潜水艦救難艦が約34平方キロの海域を捜索している。(c)AFP


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